top of page

私たちの展覧会Le ali del pensieroに関する記事が、5月25日付けのイタリアの有力紙 " La Nazione "に掲載されましたので、その内容をかいつまんで紹介します。

 

執筆者ミンモ・コレッティは、私たちの展覧会を、清澄で集中力があって、豊かな着想に満ちていると高く評価しています。そして、私たちの作品に、現代美術の摂取の成果とともに、とりわけ日本的な伝統が表現されていると書いています。個々の作品に現れた深い繊細さ、宇宙的なリズム感、内面性の表出といった点に、時間的制約を超えた日本という文明が表出されているというのです。

 

倉石千種については、さまざまな技法による創造へのあくなき追求を高く評価すると同時に、その作品に隠された内面的な感情を読みとっているようです。また、伊藤順子の書による表現に対しては、そこに何か神秘的なものを感じています。

 

最後に、執筆者は、この展覧会を、世間の喧騒から離れて、じっくりと味わう価値を有するもの、まさに美による瞑想であると結んでいます。

bottom of page